空き家対策、地方と都市部

    高梁市は移住に積極的で、 特にこの知人はその方面で有名な方。 行政やメディアからも注目されています。 その関係からか、移住を検討する方もゲストハウスによく来られるそうで、 そういった方向けに高梁市の空き家情報を置いてあるようです。 この地域は空気もよくご飯も美味しいし、人もとても優しいとのことで、 地方に移住を考えている人にはおススメかもしれません。 で暇に任せて、資料を見ていました。 勝手な思い込みで譲渡の条件など非常に低いものだと思っていましたが、 そうでないものも多くあり、やはり思い入れがある住居を譲るとなると、 ムズカシイ部分もあるんだろうなと思いました。  

全国の空き家「率」

空き家は増えるといわれていますが(それは間違いない)実際どういう状況と調べてみました。 空き家率はこのような感じ。 平成25年総務局のデータ。 少し古いです。 やはり地方は空き家率が高いです。 岡山も9位にランクイン。   そしてこちらは野村総合研究所の将来予測です。 2018年、2023年、2028年および2033年における日本の総住宅数・空き家数・空き家率予測(野村総合研究所) ぐいぐい来ています。 あと5年もすると空き家率は急激に伸びていきます。  

全国の空き家「数」

で、今度は空き家数を見てみました。   NPO法人空き家空き地管理センター「最新の空き家調査の結果を『空き家率』ではなく『空き家数』で見てみました」より (https://www.akiya-akichi.or.jp/blog/2619/) これを見ると私が住んでいる大阪は 日本で2番目に空き家数が多い地域。 やっぱりマンションは買わなくてもいいかなと思ってしまいます。 で、こんなものを見つけました。 大阪府における空き家の現状・課題今後の対策の方向性について (http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1492/00162482/01_34shingikai.pdf) 府手動で行っている審議会のようですが、 面白いなと思ったのはこちら     中段<老朽住宅が空き家のまま放置されれば、防災上・防犯上の問題あり>→<まちの活力の低下につながる> 空き家がダメな理由がこの一行だけ。 その除去のために助成金・補助金を使用すると書いてあります。 大きく疑問を持ってしまったのは僕だけなのでしょうか。 地方都市においては、空き家対策→人口増と問題解決が、 地方の活性化に直結している印象を持ちました。 しかしながら、大阪のこの資料だけ見ると、 そのあたりはどうも弱いような気がしてなりません。 こういった再開発や、住環境が良くなることは大賛成なのですが、 その前提として課題と大きな枠組みでの対策に目が行ってないような。 安易に除去・建て替え・などを繰り返すと、 最近話題になった阿倍野再開発の問題のようなことを引き起こすのではとも思います。 ハルカスのひざ元で…損失1961億円 大阪市「倒産レベル」の重い代償(産経WESTより) また、都心部に住みよい(生活費が高い)地域が集中すると、 たとえば大阪都市圏の中心部は疑似東京のようようになり、 その周辺に疑似地方ような街並みができていくのではないかと思ったりもします。 それが良いのかどうかはわかりませんが、 やって結局ダレトクな再開発は 止めてもらいたいなと ちょっと不安も感じてしまった一日でした。  ]]>

この記事を書いた人

山本 浩平