鍼灸整骨院のブランドを作る3つのポイント

(平成26年度の衛生行政報告例のデータから弊社が作成) 特に東京が平均を大きく上回っているので、その差は大きく見えてしまいます。  

成功要因=会社のブランド

さて、そういう相談をいただくのはありがたいことなのですが、たいていの場合は採用の相談で終わりません。企業としてどのように今後していきたいのか、そもそも他社との違いは何なのかといった話になります。(そもそもどのような媒体が良いのかといったことに関しては、私は役に立てないのでそういう相談の場合はお断りするのですが) 何故かというとその会社の特徴(これがブランドですね)が明確でないと、継続的な採用など成功しないからです。 鍼灸整骨院といった特殊かつ同じ事業内容の競合が多く存在する市場で、どの媒体が良いかなんて付け焼き刃でしかありません。そもそも今後も競合は増えていく中で、常に良い人材が集まる状態こそがゴールです。たとえ他よりも少し採用しやすい媒体を見つけても、いずれそこはすぐに他の競合にも目をつけられて効果が薄まります。 だからこそ、そもそも自社はどういった事業所になっていきたいのかを見直しましょうということになります。連日のテーマで恐縮ですがブランドです。  

同じビジョンがあちこちに!?

去年1日でいくつかの鍼灸整骨院にお伺いすることになりました。そこである事に気が付きます。 壁にかかっているビジョンがぜんぶほぼ同じなのです。  

2030年までに100事業所を達成!

  ・・・1箇所目、2箇所目はたまたまかなと思っていたのですが、流石に3箇所目の壁にこの文字を見たときは思わず聞いてしまいました。

私「・・・これはこの業界で流行りなんですか?」

  ビジョンなわけですから、同じでは駄目ということは無いのですが、あまりにも一言一句同じだったのでビックリしました。伺うとたまたまだそうでした。確かにそれならば仕方ないかとも思いました。ただ、これだけ狭い業界で同じようなビジョンがあちこちで掲げられていたら、応募してくる人材はゲンナリするかもしれません。  

あれ、もしかしたらチャンス?

しかしよくよく考えてみると、チャンスなのかもしれないと思い直しました。競合の企業が特徴あるビジョンを掲げずに、自社の特徴を訴えかけることに力を注いでいない。だから、そういったことに力を入れて、人材に訴えかけるだけで特別な会社として輝いて見えるのではと。   中小企業のブランド戦略と連呼していますが、もしかしたら鍼灸整骨院という業態においてはとても取り組みやすい恵まれた環境なのではないかと今では思うようになりました。 今回のエントリは鍼灸整骨院の経営者様に向けて書いたつもりですが、もし納得できたのであればぜひ一度自社のブランドをどう作っていくのかを考えてみてはどうでしょうか。 簡単に自社の特徴・ブランドを考える際のポイントを下記にまとめておきますので、参考にしてください。  

鍼灸整骨院のブランドづくり3つのポイント

1.誰に対して

ブランドづくりにしろ、ビジョンにしても実はそれを訴えかける対象がいるはずです。顧客なのか従業員なのか、それともこれから自社に応募を考えている人材向けなのか。それによって訴求するポイントが変わってきます。自社にその特徴がそもそもないというお悩みもあるかもしれませんが、それならばそこから始めればよいと思います。  

2.どんなメッセージを

訴求対象が決まれば、どんなメッセージをもたせるのかを決めることができます。顧客であれば、利用して欲しい。従業員であれば、一緒に頑張って欲しい。人材であれば、ぜひ入社して欲しい。当たり前のことですが、それすらも日々の業務の中ではついつい忘れがちになります。だからこそ改めて整理しましょう。  

3.どんな価値・メリットがあるか

  最後に相手に対してメッセージ(要望)が決まれば、それを満たすなら、どんな価値を代わりに提供するのか?どんなメリットを提供するのか?これを考えましょう。それらを出した上で、同じような言葉や抽象的な表現が並んでいたら考え直しです。それは「他でも提供できるもの」だからです。  

キレイな理念・ビジョンよりも生の言葉

これらを考え続けることで、ブランドイメージが言語になり、定着することで文化にになります。それを社員の方が一緒に語れるようになれば、その事業所は他の会社とは全く違った輝きをもっているはずです。こういった支援をしたいなと日々思います。 社会人になったばかりの頃、理念とビジョンの違いって何?とか行動指針と規範って?と色々本を読んでみましたが、結局答えはなかったように思います。そして今思うのはそういった切れない理念・ビジョンよりも、社長や社員の口から出てくる言葉ー「うちは〇〇なところが他とは違っていていいんですよ〜!」といったものが1番伝わるように思います。 ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。 ではでは。]]>

この記事を書いた人

山本 浩平