fbpx

ダイレクトリクルーティングのツボ 地方都市の採用支援ならエンギット

書籍紹介「ネットが面白くて何が悪い」

書籍紹介「ネットが面白くて何が悪い」

こんにちは。
engit山本です。
前回のエントリでブランディングのことを書いたのですが、私がブランディング・WEB集客の参考にしっぱなしの方が新しい本を発売されていたので、ご紹介したいと思います。
著者は永江一石さんという方で、かの灘高中退という華々しい過去をお持ちです。リクルート出身でその後起業、上場手前までいったとか、今はサーフィンと仕事を同じ「楽しいもの」というカテゴリーで謳歌するとか、とにかく素敵な方です。
2年ほど前にこの方のブログに出会い、それ以来ずっと参考にさせていただいています。
内容はとても濃いのでここで一言では言えないのですが(総ページ数4840ページ!)面白いので、こういった内容が好きな方は面白い本だと思います。
 

ちなみに、NBD(ナチュラルボーンデブ)を自称する私は、冒頭の「低所得者ほどデブで喫煙者で歯がない…」という章は強く参考にしたいと思います。喫煙者でも外食が多くも、コンビニでパンばっかり買ってたりしないのになぁ・・・。
さて、こちらの著者、書籍の書評を書くと、それをご本人のブログで取り上げてくださるということで、センスの良い方は早速反応しておられるようです。
かくいう私もその一人になりたいわけですが、それ以上にこの方のネットとの関わり方、ネットの活用の仕方というのが参考になった点があるので、その点を書いてみたいと思った次第です。
 

メディアとしてのブログ

著者がブログメディアを始められた経緯は詳しくはわかりませんが、当初は集客というご自身の経歴を活かしつつ、独立(2度目?)された時から、ブログを続けておられるようです。
これが現在では、数十万ものPVを集め、いわゆるメディアとして十分以上に機能しているように思われます。最近ではオウンドメディアという表現で意図的にこのような状況を作ることが一般化していますが、その先駆けといえるのかもしれませんね。
ご自身はブログで集まってくる読者を=顧客とは捉えがたい(ターゲット層が特殊?だから)と書かれている節がありますが、一方でコンサルティングのクライアント獲得には非常に効果的なようです。そのため、2次需要としてのビジネスチャンスを獲得する、本当の意味でのメディアという効果を見事に上げておられる点が参考になります。
面白いのは、ついつい私も考えがちな
「バズるエントリを書く→PV増える→すぐ商売になる(アフィリエイト・広告・販売)」
というものはどちらかというと、否定されており、”結果的に”自分のコンサルティングが売れるというスタンスを貫いておられる点です。引きの営業の部分もあるんだと思いますが、積極的にご自身のサービスを売り込むことは無く、そこは「実績さえアレば、問い合わせは来る!」と言い切っているところが男前です。
営業力と商品力ということをよく言いますが、営業力(営業構造)であるブログが結果的に商品力を高める事になっているのはとても参考になります。
 

資産としてのブログ

この方が推奨されるのは、全てにおいて見出しのような「資産となるネット活用法」だと思います。そのため、無料ブログなどは(ビジネスを目的とする場合)選択しないほうがよいと仰っております。
また、読者にとって価値のあるコンテンツをとにかく必死になってでも書くことが重要とも仰っておられます。ちょうど今日そういった話をしていたのですが、最近コンテンツマーケティングを謳いながらもブログを代行するようなサービスを推進するSEO業者さんもおられるようです。悪いことではないと思うのですが、資産として考えた場合、どこかの誰かが自社の資産を増やしてくれると聞いたら、マトモな経営者は怪しむでしょう。
その意味で、ブログを資産として考え、それを丁寧かつ根気よく積み重ねていくことが最も大事なのだと思います。
 

地方企業がサクサク採用出来る!セミナー定期開催中

PDCAの道場としてのブログ

実は永江さんのブログは膨大な数あるのですが、私は古い日付のブログも拝見させてもらっています。そうすると明らかに今のものとは違う点があり、これも勉強になります。
写真などが少ない、文字だけのものが当初は多かったようです。また表現も今とは違うものが多くアップされております。ご自身もサイトの導線など、ウェブに関して素人に近い状態から、毎日改善を積み重ねていって今に至っと公言しておられます。
それこそが実績で、再現性のあるノウハウということです。自分のサービスを開発し、それをお客様に使って頂き、改善を重ねる。今正にそういったことばかりしていますので、永江さんの過去のブログを拝見すると、なんというか励まされているような気がしてきます。
企業にとってPDCAを回して、改善していくというのは当たり前に行われなければいけないことだと思いますが、実際にはそのサイクルが長かったり、充分な検証ができていなかったり、できる状態になかったりします。また、いちクライアントの取引高が大きい場合、PDCAを回したり、新人の教育をさせたり(=PDCAを体験させる目的)することは中々できなかったりします。
私のニッチの広告代理店をしているクライアントでも、1社の案件の取引高が大きすぎて、担当を変えられない、新人には任せられない=育てられないと困っておられるところがありました。
こういったケースには正にWEBを使ってPV・セッション・ユーザーを増やすということを、教育のために使うということも良いのではないかと、最近特に思います。正に道場ですね。
 

インタラクティブ性の発露

最後に自分が強く思うのが、インタラクティブ性の重要性が増してきていることです。この書籍のレビューをしてくれたら、サイトのバックリンクを張るという活動もそうですし、著者のメルマガも基本的には読者の質問全てに答えてくれるということが売りになっています。
これは堀江貴文さんのメルマガなどもそうですが、顔の見えない読者との相互のやり取りを非常に重要視していて、ネットの先にいる顧客のニーズをいかに拾うかということに注力しているのがヒシヒシと伝わってきます。
私は最近テレビを見なくなってきたのですが、先日朝のニュース番組を見ていると、YouTubeで人気のある動画を解説するというのやっていました。私が知らないだけなのかもしれませんが、朝の情報番組でこういったことをしている事自体が、メディアと視聴者の構造が既に崩壊していることを表しているように思います。
なぜなら、その動画を取り上げることを選んだのは、何よりもその動画の視聴回数が多いからで、これまで視聴率という数値で表しながらも、結局どこまでそれが確からしいのかわからなかったという現実が露呈しているわけです。
YouTubeの視聴回数が多い→TVで取り上げる→それを見た視聴者がYouTubeを見る
という構造ですが、これってつまり、TVがYouTubeの販促メディアに成り下がったということです。メディアがメディアを販促ツールとして使っている状態で、若者のTV離れが進み、見ているのは高齢者だけとなるのは、(ハードなどの問題があったとしても)当たり前なのだろうと思います。
TVが結局手に入れられなかったインタラクティブ性を維持し発展させていくウェブ。これを最前線で活用しているのが永江さんのような実践派の方なのでしょう。
 

まとめ

ブログというものが現れて、様々な大体ツール・メディアは現れましたが、以前ウェブメディアの中心にブログが居座っており、それが変わりそうにも無いのはこういった点を持っているからで、永江さんのような方はそれらを実践し、共有してくださる貴重な存在と思います。この本、オススメです。前の本も良かったです。
自分がこの方が仰っておられることを全てできているというわけではないので、その評価が充分かどうかはわかりませんが、著者の発信するものを含めて様々な情報を吸収し、更に価値あるものを提供していきたいなと思った次第です。
まずは4840ページ読み込みたいと思います(笑)
それにしても、自分のKindleに並ぶ本の節操の無さが恥ずかしい限りです。
あ、みうらじゅんさんの本は、ブランディングの参考になるので、とてもオススメです!また書いてみたいと思います。
iphone
 
 
 
 
 
 
 


書評カテゴリの最新記事